Lenovo ノートPCのDCプラグ修理

今回の依頼は、Lenovo ノートPC IdeaPad S540 20Vのコネクタの接触不良との事です。

自分の足がコードにつまずいてコネクタがPCから抜けてしまい、それからおかしくなったとの事です。確認すると、コネクタを少し触ると繋がったり繋がらなかったりと接触不良になっております。

まず、分解です。最近のネジは星形のトルクネジが多く、ネジをなめてしまう事が多いので気を使います。メーカーさん「マックの真似をしないでください」

さて、コネクタは、マザーボードの基盤に直接半田で付けられています。Lenovoの通常コネクタより細いタイプ(外形3.6mm)なので保守部品がありません。ただ、テスターで測ると20Vはコネクタの根元には届いています。つまり、基盤とコネクタの半田不良と思われます。

早速、ちょっと多めの半田で付け直しました。すると、ピンポーン!!通電ランプが切れる事はなくなりました。コネクタに無理な力が掛かって、半田が外れていた様です。

 赤い矢印の3か所を半田付け。

また、裏ブタのナット受けが落とした衝撃で外れていました。外れているのは一個だけで重要な場所ではないのでエポキシで接着して、完成となりました。

  裏ブタのナット受けが外れていました。

最近のLenovoのDCコネクタは、種類が多くなっています。種類毎に違うコネクタは止めて、統一してもらいたいですね。
 充電100%を確認して完了。