HP Envy x360 ヒンジ修理
HP Envy X360 という、比較的新しいノートパソコンの修理です。 左のヒンジが明らかに、外れています。液晶に繋がるケーブルが断線しないように慎重に 持ち込みされました。 起動したところ、断線は無く、ディスプレイの表示もタッチパネルも正常に動いております。
問題は、ヒンジの取付が液晶パネルの下にある事です。つまり、液晶パネルを取り外す 必要があります。 最近の液晶パネルは、ねじ止めでなく、強力な両面テープで取り付けられております。 しかも、タッチパネルと一体になって入るので、割らないように慎重に外す必要があります。
HPのサポートにユーチューブの分解動画が公開されております。HPに感謝。 「部品の取り外しと交換 | HP Envy x360」
と、言っても動画のように簡単に行きません。取付の両面テープを引っ張り出すだけで30分も 掛かってしまいました。 液晶パネルが剥がれれば、後はいつものように穴を空け、ねじ止めするだけです。
今回もヒンジの硬さを決めているネジのテンションを緩めました。角度にして30度ほど。 この機種は、360度回転するので、左右に各2本、合計4個のネジがあります。
作業が終わり、電源が入り、液晶パネルからHPのロゴが出て、「ホッ」とする瞬間です
裏側から貫通ネジで、ヒンジを2本止めております。
ヒンジの回転硬さを決める、ねじが想定以上に硬く締められています。硬すぎて取付口の プラスチックが負けてしまう。 made in china の機種は、要注意ですね。