レジパネル完成

 

オープンから使いたかった iMac G3 のレジ専用ディスプレイ。2年掛かりましたがやっと完成です。

iMac G3は、15インチなんですが、昔の四角い4:3のパネルは販売されておりません。
で、13インチの16:9のタッチパネル対応を無理やり内蔵させました。
最大の問題は、液晶を支える金属筒部分です。穴の直径は10mm程度。ここにHDMI、12V電源、タッチ用USBケーブルを通さなければなりません。
思考錯誤で2年も掛かってしまいました。(^^♪

レジ自体は、windowsのOSで走っているので、HDMIさえ入力されれば、何とかなります。
首の金属部分には、大きなバネが入っており、一度外れると元に戻すのは一苦労。元に戻すまでの1週間は気が滅入りました。

首の穴(直径10mmΦ)にケーブルを通す必要がありますが、ここにも難関が!HDMIケーブルは5mmΦなので収まりますが、先端のコネクタの幅は20mmあります。切って繋ぎ直す事になりますが、HDMIは20本のケーブルを繋ぐ事になります。気が滅入ります。
50cmのHDMIフラットケーブルも試してみましたが、1mm程幅が大きく、無理やり通すと断線の原因となります。2回もトライしましたが出力が不安定なので諦めました。

フラットケーブル 長さ50cm HDMIの手作り用コネクタ

そして見つけたのが、右側の手作り用コネクタ。市販のケーブルをカットして、iMACの首に通してから一方を半田付けするだけ。
ところが、20本のケーブルのピンアサインが分からない。LANケーブルだと色分けが世界標準で決められているので分かりやすいが、HDMIは色分けが全く違う。ネットで調べても色分けがまちまち。仕方がないのでテスターで調べ直して一本づつ半田付けとなりました。

2年越しのレジ改造。やっと完成です。興味のある方は、お問い合わせくださいませ。